フェローテックのコア技術である
NASAアポロ計画から誕生した「磁性流体」と
冷熱素子「サーモモジュール」を応用した技術で
幅広い分野で貢献しています。
流体でありながら、外部磁場によって磁性を帯び、磁石に吸い寄せられる機能性素材。
1960年代のNASAスペースプログラムで、無重力環境の燃料輸送等の目的で開発されました。
現在は、スピーカーやアクチュエーター、センサー、分別リサイクル用途、
その他当社コア製品の真空シールにも利用されています。
磁性流体のスパイク現象
磁性流体に磁石を近づけると、界面に作用する磁気の力で磁性流体が針状の突起になり、
スパイクのような形状に変化いたします。これをスパイク現象と呼びます。
フェローテックは世界で初めて商品化に成功しました。【密封空間を守る】世界シェアはNo.1です!
ゴムのシール(パッキン)の代わりに液体の磁性流体を用いることで、
真空を保持しながら高速回転が伝えられる部品を作りました。半導体製造装置の一部です。
直流電流を流すことで温度差を生じる半導体冷熱素子(ペルチェ素子)
サーモモジュールは電気を通すと片面が温まり、もう片面は冷やされる冷熱素材(半導体)です。
この特長を利用したさまざまな商品が生まれています。