人事業務全般に対応しています。会社での人の流れに合わせて説明すると新卒の採用業務では、説明会の実施準備、当日の説明対応、面接日程調整および面接官を担当しています。また入社時の説明や事務手続きにも対応します。入社後については社会保険関連業務、給与支払い業務、勤怠管理業務を行い、退職者についても事務手続きおよびその説明を行っています。そのほか、人事の年次業務としては評価制度の運用があり、各部門で行った評価の取りまとめを行い、最終評価結果を元に賞与の支給や昇進・昇格の対応なども行っています。ホールディングスの人事なので、子会社へ出向している従業員も多くいます。その方々のフォローや相談対応なども実施しています。

仕事の効率化をもう少し進めるためにIT化の推進などを行ってきました。例えば担当している持株会事務局の試みとして、スマートフォンやWEBから持株会に申し込みができるようにするなど、利用する従業員、事務担当者共に便利になるような制度対応を行いました。そのほかにも地方税のWEB化や年金の電子申請化、生命保険のWEB化など業務効率を上げるIT化を実施してきました。様々な人事業務は経験してきていますし、運用面でも関わってきていますが、人事労務関連が主担当業務ですので、今後は採用業務や給与業務なども専門性を追求していきたいと考えています。

大学時代は会計学を専攻していたので、営業か経理かで就職するのだろうなと漠然と考えていました。就職活動の軸として、成長産業で自分自身が興味を持てる業界で働きたいという希望がありました。その中でも２つの業界に興味があり、１つ目は自動車業界で、もう１つは、今後も成長性が高い半導体業界を希望していました。大手の会社を目指すよりはニッチな分野で仕事をしている会社の方が自分には合っているように感じており、そのような会社の説明会に参加していました。当社の説明会に参加した際に半導体製造装置関連の会社であり、当時オートモーティブ系に力を入れている説明もあったため、両方が叶う企業だと感じ入社を決めました。管理部門の人員として採用され、内定時にはどの職種になるかは発表されませんでした。新人研修後の配属決定で人事部と告知を受け、新卒採用くらいしか仕事のイメージが湧かず不安でした。配属後に先輩からの指導により、人事部がどのような部署なのかイメージを持つことができ、会社の情報や人員の動向が集約されている、経営に近いところでの仕事だと理解できました。他部署では経験できないことも多く社会人としての成長を実感しているため、人事部に配属されて良かったなと思っています。