磁性流体の営業を行っています。スピーカーメーカー様が大半ですが、そのスピーカーは車載用やホームオーディオ、イヤホンなど多岐に亘って使用されています。最近ではバイオ関連のお客様で体外診断検査の試薬材料としても使用されており、従来の業界とは異なるお客様も増えてきています。
ラインナップされている製品の営業がメインとなりますが、「感温性磁性流体」や「バイオメディカル用磁性ナノ粒子」などは、今後日本国内のみならず海外でも売上伸長が期待されることから注力しています。また、新規用途としてお客様に紹介することもあります。展示会への出展等でも新規顧客の開拓を行っており、日本の市場はもとより中国や東南アジア地域のお客様もグループ会社や代理店と協力して開拓しています。お客様のニーズを汲み取り、様々な提案をすることが重要だと考えています。

年末のそろそろ仕事納めという時期に海外のお客様から年明け早々に試作品のテストを実施したいという依頼があり、製品を至急納品して欲しいという連絡が来ました。時間が限られている中で、代理店と協力して、納品できる体制を整えて対応しました。お客様からも感謝の連絡を頂けたことが印象的でした。新人の頃から仕事をいろいろと任せてもらえていますが、入社してすぐの時は覚えることも多く余裕のない状況もありました。その時にお客様の注文書対応が漏れており、先方からの納品日確認の連絡で気づけたこともあります。何とか対応することができましたが、それ以降は、処理済みの書類と未処理書類を見える形でファイルするように仕事のやり方を変更しました。お客様に迷惑をかけないように、注意して仕事をしています。

学生時代は心理学を専攻していました。社外の人とも接して様々な経験を積み重ね、仕事をする中で成長していきたいと考えており、営業を希望して就職活動を行っていました。また、日本の強みであるものづくりに携わりたいと思っていたのでメーカーを志望していました。親が当社を紹介してくれたのがきっかけで会社のことを知り、会社説明会に参加しました。当社は半導体装置関連業界だけでなく、自動車関連や電子デバイス業界などにもお客様がいるので、幅広い業界を担当する方が面白そうだと感じ、入社を決めました。入社後は経営陣との距離が近いことに驚きました。経営陣が今何を目指そうとしているのか、何をやりたいのかをすぐに聞ける環境があります。それを受けて自分の目標を設定し、会社の方向性と自分の行動をリンクさせることができることから、充実して、会社にも貢献できているように感じています。また、当社では年齢や社歴に関係なく、業務に対して意欲がある社員に対し与えられる裁量が大きく、自ら手を挙げれば様々な仕事を任せてもらえる点が大きな魅力と捉えています。